Japan
ハトのおかげで劇的に祖父母との距離が近づいたと思います。
『またハト鳴いたわぁって、いつもおじいちゃん喜んでるんだぁ』
聞き慣れた栃木訛りで、祖父の様子を嬉しそうに報告してくれるのはわたしの祖母です。二人が一緒に暮らす部屋では、毎日ハトの鳴き声が響いています。
高校を卒業して以来、ずっと東京暮らし。実家に帰るのは年に一回。社会人になってからは、大好きな祖父母と話す機会はますます減るばかりでした。長らくなんともいえない気がかりが消えぬ中、OQTA HATOとの運命的な出逢いが、その状況を一変させてくれました。
毎日の生活の中で、ふと二人を思い出した瞬間、気づいたらハトを鳴らしています。今ごろテレビでも観ているのかなと想像を巡らせながら、耳が遠いから聴こえているかなと心配しながら、一方的に想いを込めて。
不思議なもので、ハトを鳴らしているだけなのに二人と話す機会がグッと増えました。ハトが鳴くとテンションが上がった祖母が、しばしば電話をかけてくるのです。数日ハトが鳴らないと、元気に過ごしているのかと心配もされます。先日は一週間海外に行っていて、帰国後すぐにハトを鳴らしたら、「日本に帰ってきたんだわ」とバレバレだったようで、まるで監視されているようでした(笑)
それほどまでに、離れて暮らしていても、ハトのおかげで劇的に二人との距離が近づいたと思います。言葉を用いぬコミュニケーションでも、たくさんの喜びや感謝に溢れた言葉、そして笑顔が生まれることを体感しているとでもいえましょか。日々、そんな素敵な体験を届けてくれるOQTA HATOは、わたしにとってかけがえのない大切な存在です。
クロックマスター
鳴く度に心に楽しい魔法がかかるような、そんな気持ちにさせてくれます
僕にとって鳩時計がなぜ愛すべき存在なのかというと、ポイントは「文字盤」にあるんです。 文字盤を目でみて時間がちょうどの時に鳩が鳴くことを確認したり。もうすぐ時間かな?って時に、鳴るまで少し待ってみたり。 自分勝手に鳴くわけではなく、「時計の針が指し示す通りに鳴いてくれる」と頭の中でコントロールできてるからこそ鳩時計は可愛い存在になるんだと思っています。
その点「OQTA HATO」はいつ鳴るか全くわからないという点で、本来の僕の鳩時計の愛すべきポイントからは完全にズレてるんですよね・・・ でも「OQTA HATO」は、鳴き声は毎回同じでも、聞く時間やタイミング、その時の心情によって鳩の鳴き声からいろんな「言葉」や「メッセージ」が聞こえてくるような気がします。 音を聞くと思わずほっこりする。誰が鳴らしたかを想像することにとてもワクワクする。「OQTA HATO」が鳴く度に心に楽しい魔法がかかるような、そんな気持ちにさせてくれます。
時の概念、場所の概念をも超えてつながりあえる素晴らしい鳩時計です。
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残業続きでなかなか帰ってこない旦那が、「ポッポ」と鳴かせてくれると、ほっこりします。
ある日、主人が突然「OQTA HATO」を買ってきました。スマホでボタンを押すと離れたところから鳴かせられる可愛い鳩時計ということで、試してみるとまず2歳の子供がめっちゃ喜びましたね。最初そういうふうに単純に遊び始めてみたら、何となくこれからの生活でうれしいことが起こりそうだなと直感しました。
私も仕事で外にいて、夫が子供の面倒を見ているときにイタズラっぽくハトを鳴かせたりしますが、状況としては夫が残業で帰りが遅い時に鳴かせることがほとんどです。夫が鳴かせているハトの音を普段から自然に聞いてほっこりするような気持ちになっていたんですが、この前そのことについて話す機会があって、 どういう気持ちでハトを鳴かせてるか聞いたら、「俺も一緒に遊びたいよーー!」みたいな感じで私と子供の間に割り込んでいるって言うんです。私は、普段からハトの声が完全にそう聞こえていたので、「私もそう思ってた!」と言って笑いました。答えが一致した感じで嬉しくなって。
気軽にハトを鳴かせ合うことでコミュニケーション量も増えるし、そんなふうに新しい会話が生まれることもあるんだなーと思って嬉しかったです。これからも使っていきたいですし、子供が大きくなったらどんな風にリアクションするかも楽しみですね!
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母親が、日記を書き始めました。
うちは、息子3人で、田舎で一人暮らしをしている母親の鳩時計を鳴かせているのですが、それに喜んでいた母親が、ある時から日記を書き始めたんです。内容が、「今日のハトは何を言っていたか。」
息子3人を全身全霊で育てたと語っている母ですが、息子のうちのだれかが思いを送っているハトの鳴き声に意味合いを感じて、毎日想ったことをつづっています。もちろん、3人のうちだれが押したかはわからないし、どういう気持ちで押したかも、想像して書いているわけです。そんな母はとても幸せそうです。
長男は、最初「電話すりゃいいじゃん」などと言っていましたが、今ではほぼ毎日ハトを鳴かせていて、「変な話、母親が亡くなってからも押し続けると思う」と言っています。押す側と押される側、それぞれが、むしろ自分と向き合っているかのような不思議なコミュニケーションが起こっています。鳩時計の周りの家族が、それぞれ幸福感に包まれています。
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ハトを鳴かせると、徳ポイントがたまっていくようで・・・。
妻と子と、3人で暮らしている自宅に鳩時計を設置しています。実は最初は知人に薦められて、義務感があるような感じで始めたんです。でもそれはいつの間にかなくなり、何となく家族のことを思い出すたびにハトを鳴かせるのが自然になりました。
僕自身がハトを鳴かせるボタンを押すたびに、心が清らかになっていく気がするし、妻の方にも変化があったと思います。ある休日、その日は奥さんの誕生日で、さらに娘の水泳大会で、夫婦で応援に行く約束をしていたんです。でも前日に飲み会で飲み過ぎてしまい、つい終電を逃してしまったんです。恐る恐る「ごめん、終電逃したので朝帰ります」というLINE を妻にしました。普通に考えたら激怒されて無視されるレベルの失態だと思うんですが、その時「お疲れさま、無理しないでね」という、想定外のメッセージが届いたんです。妻とはずっと仲が良かったけれど、「実はそれまでは、そんなに仲良くなかったのかもしれない…」と思ってしまうほど、どんどん仲良くなっていく気がします。
このハトを鳴かせることを、僕は個人的に「徳ポイント」を貯める行為だと思っています。徳を積む行為というか。以前の職場ではキツイ働き方をしていたりして、それこそ月曜に出社して、そのまま週末まで家に帰らないような時もありました。申し訳ないとも思っていたし。それに比べて、家族との時間が増えた今は、純粋に幸せですし、それには「OQTA HATO」が力を貸してくれている気がします。
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うまく話せない親に、毎日言葉にできない思いを送っています。
長い間、両親に対してちょっとした心のわだかまりがあって、うまく話すことができず、もういい歳になってしまいました。きっかけはちょっとしたことの積み重ねで、長い年月をかけて、少しずつすれ違い続けた結果が、今です。僕も両親も、お互いに愛情があることはわかっています。でも、歩み寄ることが難しく、とても切ない関係になってしまいました。
もし、この鳩時計を実家に置いて、ボタンを押したら、どうなるんだろうか。この商品を知ったとき、すぐそう頭に浮かびました。
僕が親とうまく話せないのは、言葉には、意味があるからです。今の僕たちにとっては、言葉が邪魔をしている。感謝の気持ちがどれだけあっても、素直に「ありがとう」と言えない。僕も過去にどれだけ迷惑をかけてきたかしれないけど、「ごめん」などとは言いたくない。たまに用事があって仕方なく電話をしても、必要なことだけ言って逃げるようにして切ってしまい、そうして年月を重ねました。
今僕は、毎日実家のハトを鳴かせています。これから僕たちがどうなっていくのか、もしかしたら何も変わらないのかもしれませんが、帰省した時、両親は嬉しそうでした。本当に嬉しそうで、それだけは事実として僕の胸に焼き付きました。